スチュワードシップを通じた価値向上への取組み

スチュワードシップを通じた価値向上への取組み

2024年は2,883社とのエンゲージメント

欧州を代表する資産運用会社[1]であるアムンディは、2025年6月20日、2024年のスチュワードシップ活動の進捗状況を示す「エンゲージメント・レポート2024」を発行しました。  

 

スチュワードシップは、アムンディにおける責任投資に対する考えの中核にあり、企業との積極的なエンゲージメント、ならびに、一貫性と透明性がある議決権行使で構成されます。徹底したアプローチは、ShareAction [2]の「Voting Matters」レポートで長年にわたり上位にランクインするなど、外部のステークホルダーからも認められており、アムンディは世界の大手資産運用会社の中でスチュワードシップのリーダーのひとりとして位置付けられています。こうした評価は、スチュワードシップで高い基準の維持に努め、サステナブル投資実践の先駆けとしての役割を強めるアムンディの姿勢を示すものです。

 

アムンディにおいてエンゲージメントとは、顧客ポートフォリオで長期的に価値創造を追求する一環であり、投資先企業に経済的資本を持続させるための意思決定や行動を促すことを目的としています。結果を重視するエンゲージメントはグローバルなESGプロセスに統合されています。

 

アムンディはエンゲージメントに関して明確な目標を掲げています[3]。気候変動戦略について2021年比で新たに1,000の発行体とエンゲージメントを実施することを目標とし、これを1年前倒しで達成いたしました。

 

アムンディの2024年におけるエンゲージメントのハイライト: 

  • 2,883の発行体とエンゲージメントを実施(2023年比+10%)
  • 全ての主要なテーマで活発にエンゲージメントを実施:
  • 低炭素経済への移行、1691先(+15%)
  • 自然資本の保全、759先(2023年比で+23%)
  • 持続可能な開発のためのガバナンス、1535先(2023年比で安定的に推移)
  • 特にアジア先進国(+40%)、新興国市場(+10%)、北米(+28%)で増加

 

  • 2024年中に終了したエンゲージメントのうち45%でポジティブな結果:エンゲージメントの進捗管理のために社内で設定したマイルストーンに照らし、発行体がKPIをほぼ達成またはタイムリーに達成する見込みがある場合にその結果をポジティブと捉えます。 

 

2024年の議決権行使結果 :

  • 10,515件の年次総会に参加
  • 株主提案への賛成率
    • 気候変動に関連する議案 82%
    • 社会課題に関連する議案 81%
  • 反対率は26%

 

 

機関投資家・法人顧客部門およびESGのヘッドであるジャンジャック・バルベリスは次のように述べています:

「2024年にアムンディは全地域で多様なテーマへの取り組みを強化しました。特に気候問題に関しては、まず影響の大きいセクターとエンゲージメントを行い、その後、時間をかけつつ、すべてのセクターとの対話を増やしていくことを目指しています。気候問題と無縁なビジネスモデルはありません。2025年においても、特定したサステナビリティに関するリスクや環境・社会に対する影響をどのように管理すべきかについて発行体とのエンゲージメントを継続します。これは、お客さまのポートフォリオにおいて価値創造を続ける一環であり、長期的に経済的資本を成長させる上で極めて重要であると考えています。」

 

 

エンゲージメント・レポート2024(英語版)
はこちらからご覧ください

 

 

Footnotes

 

  1. ^ [1] 欧州に本部を持つ資産運用会社のグローバルな受託資産の比較で第一位。出所:インベストメント・ペンション・ヨーロッパによる資産運用会社トップ500社(2024年6月版、2023年12月末の運用資産額)に基づく
  2. ^ [2] 責任投資を推進する英国の非営利慈善団体
  3. ^ [3] 2022年に発表した2025年までの目標を定めたAmbition2025

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アムンディについて

アムンディは、欧州を代表する資産運用会社であり、世界トップ10※1にランクインしています。世界で1億を超える、個人投資家、機関投資家および事業法人のお客さまに、伝統的資産や実物資産のアクティブおよびパッシブ運用による幅広い種類の資産運用ソリューションを提供し、金融バリューチェーン全体をカバーするITツールでサービスの強化を図っています。クレディ・アグリコル・グループ傘下で、ユーロネクスト・パリ市場に上場するアムンディは、現在、約380兆円※3の資産を運用しています。

世界6つの運用拠点※2、財務・非財務のリサーチ能力および責任投資への長年の取り組みにより、アムンディは資産運用業界の中心的存在です。

アムンディは、35ヵ国を超える国と地域で約5,700人※3の従業員の専門知識と助言をお客さまに提供しています。

アムンディ 信頼されるパートナー
日々、お客さまと社会のために

公式ウェブサイト:https://www.amundi.co.jp/

1 出所:インベストメント・ペンション・ヨーロッパによる資産運用会社トップ500社(2025年6月版、2024年12月末の運用資産額)に基づく
2 主要な運用拠点:パリ、ロンドン、ダブリン、ミラノ、東京およびサンアントニオ(ビクトリー・キャピタルとの戦略的パートナーシップを通じて)

3  2025年6月末現在。運用資産額は約2兆2,670億ユーロ、1ユーロ=169.66円で換算。

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