「グリーンボンド・インパクト・レポート(2024年度)」発表 - グリーンボンド戦略によるポジティブな影響を評価
「グリーンボンド・インパクト・レポート(2024年度)」発表 - グリーンボンド戦略によるポジティブな影響を評価
2025/09/26
欧州を代表する資産運用会社[1]であるアムンディは、2025年9月25日、アムンディの主力グリーンボンド戦略[2]による環境へのインパクトとエネルギー転換に向けた資金調達に対する貢献度を評価した「グリーンボンド・インパクト・レポート(2024年度)」を発行しました。
債券運用部門のサステナブル・レスポンシブル・インベストメント・プロセスの責任者、アルバン・ド・フェイは次のようにコメントしています。「グリーンボンド市場は過去15年間で著しい成長を遂げ、2024年には新規発行額が4,420億ユーロにのぼり、総発行額は2兆2,210億ユーロに達しました。そして、今日、整備が進み成熟した市場に広がる投資対象のなかに機会を見出すことに私たちは注力しています。アムンディのグリーンボンド戦略は、エネルギー・トランジッションをファイナンスするためにグリーンボンドに投資し、環境に計測可能なプラスのインパクトを与えながら、経済サイクルを通じてリターンを生み出すことを目指しています。本レポートでは、これらのファンドに関する情報として、資金提供する対象とそのインパクトなどに関して具体例を示して説明しています。」
アムンディにおけるインパクト投資哲学は次の3つの柱に基づいており、グリーンボンド戦略もこれらに立脚しています。:
1. 明確な意図:明確に環境面での目標が掲げられていること
2. 計測可能性:回避されたCO₂排出量が計測できること
3. 追加性:その投資により投資先企業やプロジェクトのインパクトが実現可能となること
アムンディのグリーンボンド戦略の主な特徴
グリーンボンド戦略への投資額:55億ユーロ(2024年12月31日現在)
2400件を超えるGSS債をカバーするアムンディ独自のデータベースを活用
グリーンボンド戦略による3つのオープンエンド型ファンド全体で、投資額100万ユーロあたり平均322トンのCO₂排出量を削減
主な資金提供プロジェクト:再生可能エネルギー、グリーンビルディング、クリーン輸送、エネルギー効率化、持続可能な土地および水の利用
全てのファンドはSFDR第9条に準拠し、Greenfin(フランス)やTowards Sustainability(ベルギー)などの厳格なラベルを取得
「グリーンボンド・インパクト・レポート(2024年度)」(英語版)は
Footnotes
エキスパート
2014年にアムンディ・ジャパン入社来CIO兼運用本部長を務めたのち、2020年7月にチーフ・レスポンシブル・インベストメント・オフィサーに就任。日本において責任投資を推進するとともにスチュワードシップ活動を統括。前職のブラックロック・ジャパンではグローバル・資産戦略運用部長、取締役CIOを歴任。ペンシルバニア大学ウォートン・スクールにてMBA、EDHECリスク・インスティチュート[...]
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アムンディ・ジャパン CEO Office 広報
アムンディについて
アムンディは、欧州を代表する資産運用会社であり、世界トップ10※1にランクインしています。世界で1億を超える、個人投資家、機関投資家および事業法人のお客さまに、伝統的資産や実物資産のアクティブおよびパッシブ運用による幅広い種類の資産運用ソリューションを提供し、金融バリューチェーン全体をカバーするITツールでサービスの強化を図っています。クレディ・アグリコル・グループ傘下で、ユーロネクスト・パリ市場に上場するアムンディは、現在、約380兆円※3の資産を運用しています。
世界6つの運用拠点※2、財務・非財務のリサーチ能力および責任投資への長年の取り組みにより、アムンディは資産運用業界の中心的存在です。
アムンディは、35ヵ国を超える国と地域で約5,700人※3の従業員の専門知識と助言をお客さまに提供しています。
アムンディ 信頼されるパートナー
日々、お客さまと社会のために
公式ウェブサイト:https://www.amundi.co.jp/
1 出所:インベストメント・ペンション・ヨーロッパによる資産運用会社トップ500社(2025年6月版、2024年12月末の運用資産額)に基づく
2 主要な運用拠点:パリ、ロンドン、ダブリン、ミラノ、東京およびサンアントニオ(ビクトリー・キャピタルとの戦略的パートナーシップを通じて)
3 2025年6月末現在。運用資産額は約2兆2,670億ユーロ、1ユーロ=169.66円で換算。